A Present of Wintry sky

 1月の朝 
 息は白く 頬は紅い
 こんな寒い日 空は澄んでいる
 太陽はまだ地平線の下

 冬天に輝くその星は
 視線をとらえてはなさない
 丸く美しく大きい
 儚くも強くも 見える星

 君も見ているのかな なんて
 よくある台詞

 けれど ふと浮かぶ君の顔
 もう二度と見られない愛しい顔
 引き止めることのできなかったあの日
 あの日も 
 この星は綺麗だった  
 けれど とても哀しそうに

 もっと頑張ればよかった
 もし頑張っていたら
 月はもっと傍で 
 もっと美しく輝いていたのだろうか


                        2007.1.17. 制作

 実はこれ、ある人の誕生日に贈ったもの…
 だったものです(笑
 本当は、こんな恋愛もののようなものではなかったのです。
 けれど、1号を贈ってから気まぐれで改造して…
 まぁ、1号をとっておかなかったのでこれしか出せませんが。



                                                                      photograph by NOION